高山みなみ「どの世代が見ても同じ話ができる」魅力語る。『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』最速先行上映会レポート到着!

ⓒ尼子騒兵衛/劇場版忍たま乱太郎製作委員会
12月16日(月)

アニメ「忍たま乱太郎」が放送開始して以降、幅広い世代に愛され続けている「忍たま乱太郎」。テレビアニメ、ミュージカル、実写映画など、さまざまなかたちで親しまれてきた中で、ファンの間で高い人気を誇る「小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」がついに映像化!『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』。


本作の最速上映会となった12月15日(日)新宿ピカデリーにて、上映後の熱気溢れる劇場に本作のテーマ曲である「勇気100%」の音楽と共に登場した高山みなみ(乱太郎役)、田中真弓(きり丸役)、一龍斎貞友(しんべヱ役)、関俊彦(土井半助役/天鬼役)、そして藤森雅也監督の5名。本作での初の舞台挨拶に際し、高山は自身が演じた乱太郎の声で「今日は楽しんでいってください!」と挨拶し、会場を盛り上げた。


早速、本作の公開が決まった際の気持ちを聞かれると、高山は「13年ぶりに、やれることになるんだ、すごいなと思いました」とコメント。公開決定を受けて、改めて過去作も見返したという関は、「やはり完成度が高いんですよ。これはもう、期待しかないなという感じでした。しかも今回は、土井先生ときり丸のエピソードにクローズアップした、ファンの方に大人気の小説を映像化しているということで、本当に楽しみにしていました」と当時を振り返った。

また、『忍たま乱太郎』シリーズ史上最もシリアスな展開となる本作について、藤森監督は「今回は、思いついたギャグを削ぎ落とさざるをえませんでした」と制作にあたって意識したことを話した。そんな本編とは裏腹にアフレコの現場はTVアニメシリーズと変わらぬ和気藹々とした空気が流れていたようで、田中は「いつもの雰囲気と全然変わらなかったよね(笑)」とアフレコを振り返り、関は「シリアスなシーンが沢山あったので、そういう意味で良い緊張感が生まれていたと思います」と変わらない空気感を保ちつつも、程良く緊張感もあった現場だったと話した。

また、今作で土井先生だけでなく、ドクタケ忍者隊の軍師・天鬼も見事演じ分けた関。収録前に藤森監督から演出について説明を受けたという関は「天鬼について、“優しさや性質が根底に流れているように演じてほしい”とディレクションを受けました。ただ、忍者としての物凄い実力を兼ね備えている中で、どこで優しさみたいなものを不意に出すのが良いのか。そこは少し悩みました」と難しいリクエストの中、葛藤もありながらアフレコに挑んだというエピソードを明かした。さらに、“喜怒哀楽を少し抑えてください“というディレクションを受けたという田中は「それはそれで不安になった。これ『忍たま』だよね?って」といつもと違う演出に驚きを隠せなかったと話した。これに対し藤森監督は「感情の流れは途切れないようにしつつ、喜怒哀楽のもう少し深いところを演じていただきました」と解説。貞友は「しんべヱは変わらず食欲の塊みたいなんだけどね」と会場の笑いを誘いながら「気持ちのメリハリがいつもはクリアに、とてもはっきり出るのが『忍たま乱太郎』の面白さだと思うんですけれど、そこを今回あえてグッと抑えたところが“喜怒哀楽の深み”だったのかな」と振り返った。

そして、本作の大切なテーマでもある「絆」についてのトークに。本イベントに際して、まるで乱太郎・きり丸・しんべヱの仲の良さを表すかのようにお揃いで色違いの衣装を着用して登壇した高山、田中、貞友の3人。キャスト陣は、「絆」を感じる場面について聞かれると、「(身体の)“労り合い”ですよ」(田中)、「みんな一緒に歳を重ねるというのはすごく良いことだと思う」(高山)と語った。また、藤森監督は「編集作業の最終日、東京から、会社がある埼玉まで戻ると、深夜0時を過ぎていたにもかかわらず、制作チームのみんなが僕の戻りを待っていてくれた。その時は嬉しかったですね」とチーム愛に溢れる感動のエピソードを明かし、貞友が釣られて涙ぐむ場面も。

イベントが盛り上がりを見せる中、『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』が海外でも公開されることが発表!2025年1月29日の台湾での上映を皮切りに、韓国、ベトナムでも劇場公開されることが発表され、会場からは祝福の拍手が送られた。高山は、世界で愛される理由を聞かれると「どの世代が見ても変わらずに同じ話ができるところ」と時代や国境を超えて愛される『忍たま乱太郎』に太鼓判を押した。さらに、第一弾入場者プレゼントに、クリアカード(全5種)の配布が決定!キャスト陣は「全部集めたくなっちゃうね!」「転売はダメだよ!」と口を揃えた。


イベントの最後には乱太郎、きり丸、しんべヱ、土井先生の着ぐるみも登場!賑やかな雰囲気でマスコミ向けのフォトセッションが行われた。


最後に、藤森監督「今回の映画は、シリアスな展開ということもあっていつもとは別物になってしまうのかなと思っていましたが、完成したフィルムを見て『あれ、いつもの「忍たま」だな』と安心しました。キャラクターの幅の中で演じてくださったキャストさんのお芝居がすごく大きいなと感じています」
関「今日、みなさんの笑顔と会うことができて大変嬉しかったです。私にとって本当に大切な作品の一つになりました。これからも『忍たま乱太郎』をどうぞよろしくお願いします!」
貞友「それぞれがちゃんと生きていて、繋がりがあって。素晴らしい作品になったと思います。皆さん、また何度でも観ていただけたら嬉しいです」
田中「こんな素敵な作品ができたことで、私の今後の展望も見えてきました!次の劇場版は「福富家の七不思議」みたいなギャグで、その次に「乱太郎の由緒正しき平忍者の七不思議」かな?」と笑いを誘いつつ、本会場を含む全国5劇場の観客へのメッセージが送られました。
最後に高山は「今日はありがとうございました。最初は衝撃のシーンもありますが、最後を見たら、「忍たま」じゃん、うんうん、って思ってくださいましたよね?忍たま最高ですよね?」と呼びかけ、「忍たま!」(高山)「最高!」(観客)のコール&レスポンスで、大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。

本作の入場者プレゼント第一弾は、特製の「忍たま」ロゴと合わせ、キャラクターたちがデザインされたクリアカード(全5種)となっている。


【概要】
・入場者プレゼント第一弾:クリアカード(全5種)
・配布期間:12月20日(金)〜
※数量限定のため、なくなり次第終了となります。
※お一人様一回のご鑑賞につき、入場者プレゼントを1つお渡しします。
※チケット購入特典ではございません。配布に関する特別な指定がある場合を除き、ご入場を伴わない配布はお断りさせていただきます。
※ランダムでの配布となります。種類は選べません。
※入場者プレゼントの切り替わり前日24:00を過ぎた上映でも、営業が終了するまでは切り替わりません。
※入場者プレゼント制作段階で生じる微細なスレや色ムラ、納品配布時に生じる軽微なシワやキズなど、ビジュアルイメージを損なわない差異が理由による特典の返品交換はお受けできません。
※入場者プレゼントは非売品です。転売、内容の複写・転用等は一切禁止となります。
第二弾の入場者プレゼントのお知らせもお楽しみに!

12月20日(金)劇場公開

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作品紹介

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